どうも、モバイルバッテリーマニアのべこさん(@bekorog)です。
ヤバい!もう出かけなきゃいけないのにスマホの電池がない!
こういう時ってありますよね。
こんな時間がない時は急速充電がとても便利で、通常の半分以下の時間で充電を終わらせることができます。
ですが、
ほとんどの方が急速充電の方法をわかっていないんです・・・
方法と言うと仰々しいですが、実は急速充電に必要なものを買い揃えるだけ。
そんな多くのiPhoneユーザーがあまり活用できていない、急速充電の方法を詳しくご紹介していきたいと思います!
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus
iPad mini / Air / Pro
iPhone・iPadの急速充電
純正と急速充電器の違い
iPhoneを買った時についてくるこの白い純正の充電器
この充電器は、最低レベルの性能なので箱に封印してしまいましょう。
iPhoneを急速充電するためには18Wという出力パワーが必要なのですが、これは5Wまでしか出せません。
18W対応の急速充電器は、後ほど詳しく紹介しますがこんなのがあります。
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そして以下の画像は、iPhone11における純正充電器と急速充電器の速度を比較したもの。
引用:iPhone11を30分で約50%まで充電回復出来る、急速(18W)PD充電方法のご紹介
5Wでは、30分充電して18%
それに対して、18Wの急速充電器を使用すれば30分で約50%
実に3倍もの差がありますね。
これ見てもわかる通り、最近の大容量化したiPhoneに純正充電器はパワー不足です。
なので、純正はiPhoneの箱に大事に保管しておきましょう
備品がそろってる場合、売るときに高値が付きやすいです(笑)
強いて使えるとすれば寝室用でしょうか。
さすがに出力5Wでも、寝てる間ずっと充電していれば満タンになりますからね。
むしろ、充電が終わっても差しっぱなしというのはあまり電池に良くないので、これだけゆっくり充電してくれる充電器の方がスマホのためには良いとも言えます。
でも、Appleはなんで最初から急速充電器を付けないのでしょう。。。
デメリットはある?
急速充電が早くて便利なのはわかったけど、デメリットとかあるの?
んー…急速充電器を買うのにお金が掛かることぐらいかな?
ちなみに、急速充電って「バッテリーが劣化する」ようなイメージってありませんか?
僕はそう思っていたのですが、、、
スマホの急速充電は、バッテリーの劣化にはあまり影響がないそうです。
バッテリーを痛めるのは、寒すぎることと熱すぎること
充電の速さで劣化するような影響はほとんどないそうです。
もし電池の色々を詳しく知りたい方は、こちらの記事 を参考にしましたのでご覧ください。
PD対応のものを選ぶ
iPhoneを急速充電するためには、以下のものが必要です。
- USB-C to Lightningケーブル
- USB PD 対応急速充電器(18W)
- iPhone 8以降のiPhone
iPhone 8以降は、USB PD(Power Delivery)という新しいUSBの規格に対応しています。
PDは、今まで以上の急速充電や高速データ転送など様々なことをケーブル一本で行える規格で、形としてはType C ー Type C(両端がType C端子)なのが特徴です。(iPhoneの場合はスマホ側がLightning)
引用:最先端の充電規格、USB Power Deliveryとは?
今までのiPhoneはType-A ー Lightningでしたが、もしかすると、Lightningは完全廃止でAndroid同様、Type C-Type Cになるかもしれません。
実際、iPad ProではもうLightning端子を廃止しています。
ちなみに、PD対応の機器は、スマホ、タブレット、パソコン、Switch、モバイルバッテリーなどがあります。
急速充電器を1つは持っておこう!
旅行される方や、仕事で移動が多い方は、
- マップを見る
- 観光地やお店を調べる
- 写真や動画を撮る
などなど、どんどん電池が減っていきます。
ホテルに到着して、「ちょっと30分休憩してから出発しようか!」なんて時にも、急速充電があれば30分で50%充電できるのは結構ありがたいです。
フル充電に4時間近く掛かるおもちゃしかAppleは付けてくれないので、便利な急速充電器を1つ持っておくことを僕はおすすめします!
PD対応のおすすめ急速充電器
選び方
人それぞれ好みはあると思いますが、大体選ぶポイントはこのあたりです。
- スマホやタブレットに対応した出力
- 持ち運びしやすいコンパクトさ
- 複数の機器を充電するか
- 充電器の金額
- メーカーの信頼性
1はもう上でお話したので割愛しますが、2や3は充電器を持ち運ぶシチュエーションを想定して決めると良いと思います。
旅行や仕事で1泊以上する場合は2ポートはあった方が便利ですし、できるだけ荷物をコンパクトにしたいなら1ポートの小型充電器が良いでしょう。
そして、5は超重要です。
充電器は高価なスマホやパソコンを充電するもの
必ず安定した挙動をしてくれる信頼のあるメーカーにしましょう。
安くて信頼性のないメーカーから買うことは故障や事故の原因になります。
(以下参考リンク)
AnkerやRAVPowerなどのメーカーであれば、不測の事態にもちゃんと回収・返金をしてくれるので、信頼できます。
ケーブルは別売
大半の急速充電器には、PD対応のケーブルは付属しません。
なので、急速充電器と併せて購入しましょう。
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Amazonはよく、関連商品の同時購入で割引してくれることがあるので、製品ページのキャンペーンをチェックしてみましょう。
2ポートタイプ|Anker PowerPort PD 2
急速充電対応のType Cポート(18W)と通常のType A(12W)の2ポート搭載
まだまだPD対応ではない製品も多いため、Type A端子も1つあると便利です。
執筆時点では2500円前後で、おススメしている中では最安。
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プラス500円~1,000円程度で30W+12Wや、30W+18Wの製品もあります。
現在、30W充電に対応している製品は
- Galaxyなど、性能の高いAndroidスマホ
- 最新iPadシリーズ(無印は除く)
- Macbook、一部Windows PC
などがあります。
これらを持っている場合や、今後iPhoneが30W充電に対応する可能性もあるので、上位モデルを買っておくのもありですね!
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小型1ポートタイプ|RAVPower RP-PC120
世界最小最軽量、30W 1ポート搭載
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この製品はGaN-窒化(ちっか)ガリウムという素材を使うことによって、小型・高出力化に成功したモデル。
1ポートなので同時充電はできませんが、iPhone純正充電器と同等のサイズで6倍の出力が出せます。
とにかく荷物を少なくしたい、という方に嬉しい製品ですね。
ちなみに、プラグが折り畳み式なのも嬉しいポイント。
Ankerの類似商品は折り畳めないのでこちらをピックアップしました。
MacbookなどPD対応パソコンもお使いの方には、上位モデルの61W版があります。
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4ポートタイプ|Anker PowerPort Ⅲ Slim (Four Ports)
Type C 45W×1ポート・Type A 12W×3ポート搭載 (合計65Wまで)
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家のダイニングやリビングに置いたり、みんなで旅行するときにあると便利なタイプです。
ただ、複数ポート搭載の充電器はケーブルが絡まってしまうというデメリットもあるんです。
なので、このタイプには巻き取り式のUSBケーブルを使うとストレスフリーでよいですね。
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PD対応のおススメモバイルバッテリー
選び方
モバイルバッテリーは以下のポイントで選びます。
- スマホへの充電速度(出力)
- モバイルバッテリーの充電速度(入力)
- 電池容量とサイズ・重量
- 金額
- メーカー
PDは入力と出力パワーは同じものが大半です。
なので、18W対応と30W対応では、モバイルバッテリー本体への充電速度も早くなります。
もちろん入出力値と値段は比例してしまうので悩ましいところですが。。。
20,000mAh以上の大容量バッテリーを選ぶ場合には30W以上の対応が望ましいですね。
メーカー・ブランドは非常に大事です。
このバッテリーかわいい!
といった理由で無名のメーカーを選ぶと、最悪の場合、爆発事故や火事を引き起こします。
滅多にあることではないんですけどね。
そうなってしまうと自分だけでなく周りに被害を出してしまうので、できるだけ信頼のあるメーカーをきちんと選びましょう。
スリムタイプ|Anker PowerCore Slim 10000 PD 18W
- スマホと同サイズのスリムな形状
- PD対応で手ごろな値段
- iPhone 11を約2.5回フル充電できる
- 入出力は18Wまで
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PD対応ポート (18W⼊出⼒) とUSB-Aポート (12W出⼒) を備え、イヤホン等の⼩型電⼦機器の充電に適した「低電流モード」が搭載されています。
iPadなど、30W以上の急速充電に対応した製品もお持ちの場合は次もご覧ください。
コンパクトタイプ|RAVPower 10000mAh RP-PB186
- 片手で握れるコンパクトな形状
- 29Wの高出力対応で4,000円前後
- iPhone 11を約2.5回フル充電できる
- 本体の充電(入力)は18Wまで
- PD対応製品のPCでも一部充電できないものがある
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2020年1月現在、最もコスパが高いであろうモバイルバッテリーがこちら
約4,000円という安価な価格で30W出力に対応している製品は、国内だとこれしかありません。
残念なのは、どうやらPD対応のパソコンでも充電できない製品が結構ありそうなところ。
しっかり対応・非対応をチェックしてからご購入ください。
最速タイプ|RAVPower 20100mAh RP-PB159 45W
- 45W対応でMacも超高速充電
- ほぼ全てのPD機器に対応
- iPhone11を約4回、iPadを約1.5回、Macbookを約1回充電できる
- 7,000円前後とかなり高価
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とにかく高いですが、外でパソコン作業をすることが多い方であれば、掛けるべき投資だと僕は思います。
「電源があるカフェ」を探す時間と、毎度支払うコーヒー代を考えれば7,000円程度簡単に元を取ることができるかと思います。
まとめ
今回は、iPhoneを急速充電するためのPD対応製品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
充電器とバッテリーを揃えるとなるとそこそこお金が掛かってしまいますが、スマホは今や日常に密接にかかわるものです。
そこへ積極的に投資をして快適性を上げることは、日々のストレスを減らしてくれることに繋がるのでおススメですよ!
それではまた。べこでした。
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